こんにちは、ふたわむこうだいパソコン教室です。
先日、商店街のやきとり屋を経営している方が、請求書をパソコンで作れるようになりたいと、ご相談を受けました。
どのような請求書なのかと、請求書を見せて頂くと、ひとつの取引先で２２ページにもなる請求明細でした。
これを１ヶ月分まとめて１日がかりで作成しているので、Excelを習ってExcelで作成したいとの事でした。
年令の若い方なら、実務レベルで使う様々な関数を使って、他にも色々な物が作成できるようにExcelの実務系の受講をおすすめするのですが、焼き鳥屋さんの主は私の父親と同じ位の年齢で、パソコンで文字の入力も何とかできる程度との事でした。
Excelの基礎位は覚えて頂く事にして、請求書のフォーマットは当教室で作成することにいたしました。
まずは商品テーブルを作成。
手書きの明細に書いてある商品と単価をテーブルに入力して、リストの元になるデータを作成します。
日々の請求明細データを、このシートに入力して頂きます。
文字の入力に時間がかかりそうなので、商品データテーブルのデータをリストボックスに表示させて、商品を選択する形をとりました。
あとは数量を入力して頂ければ、金額が計算されます。
請求書は日付別で請求金額を表示させます。
日付を入力して頂くと、sumifs関数で、その日付の商品の合計金額が請求書に表示されるようにしてみました。
ExcelVBAを使って、システマチックにも製作は可能でしたが、Excelに少しでも慣れ親しんで頂きたいので、関数のみを使用しての請求書のひな型にしてみました。
こういった請求書等の製作依頼も承っております。