２０１５年に制度がスタートした、「インターネット回線の光コラボレーションモデル」ですが、スタートした当初、当教室でも契約していたプロバイダー（株式会社トッパ）からの勧誘電話で、光コラボレーション回線へと変更しました。
その時の謳い文句が「スピードが速くなる・料金が安くなる」と言っていましたが、料金は１００円安くなったかどうかでした。
それだけなら、損はしていませんのでそのまま利用していましたら、しばらくすると「口座振替手数料２００円をご負担いただきます」との通知が来て、「ふざけるな！」とクレームを入れた記憶があります。
本当にこれ光回線？
しばらくは何事もなく、光ギガを使っていたのですが、ここへきて様々な問題が噴出。
１つ目は、学研のロボットプログラミング講座のネット配信動画がフリーズして再生できない事が日常茶飯事。
２つ目は、生徒さんが「googleプレイミュージック」で購入した音楽アルバムのダウンロードに異常な時間がかかる事。アルバム１枚２００ＭＢをダウンロードするのに、３０分以上！
原因を確認すべく、インターネットの回線速度を測定してみると驚きの数値が！
平日の日中はそれほど問題ない速度の回線スピードですが。と言っても１０Ｍｂｐｓ。
夕方になると・・・３Ｍｂｐｓ。
土曜日なんて午前中からこのありさまです。１．３Ｍｂｐｓ
土曜の午後は回線が不安定と表示されることしばしば。速度は１Mを切っています。
光コラボの解約に踏み切る事に
これまでは、フレッツ光ネクストの契約から光コラボに転用後、光コラボを解約・他を再契約すると、電話番号が変わってしまうという事になり、なかなか踏ん切りがつけられません。
それでもこのままではパソコン教室の運営にも支障をきたすので、多少割高になるが電話のみ今の業者で継続し、インターネット回線だけ他社に新規契約をすることにし、ネット回線の解約手続きに着手しました。
現在契約している光コラボ事業者、以前は「株式会社ハイビッＸ」だったのに、いつのまにかネット回線事業が「株式会社ハイホー」に替わっている。ネットで調べると、かなり問題の多い事業者のようです。
契約情報を会員ページで確認していると、以前名義変更と同時に行ったはずのＦＡＸ回線の解約がされていない事実が発覚。
確かに名義変更の時に、一緒に手続きを行い、その後に送られてきた契約内容の確認書にもオプション契約欄に記入がされていなかったので、てっきり解約されていたと思いきや、会員ページの料金明細ではしっかりと請求されているではないか！
お客様窓口に電話をかけても、電話を受ける人間がいないのか、ずーっとコールしっぱなしで、自動応答も無し。
仕方がないので、お問合せフォームから「解約したはずのオプションプランの請求が続いている件」と「電話回線のみの契約に変更したい」旨を入れて、返信を待つ。
帰って来た返事も、オプションの解約に関しては「のらりくらり」とかわされて、最終的には「書面には、電話オプションの掲載を行っていない関係で、お客様へ誤解を招くこととなり、誠に申し訳ございません。」だそうです。契約書類って何のためにものでしょうね？
もう完全にブチ切れて、「こんな事業者とは今後関わりたくない」と思い、再度「電話番号を変えずに事業者変更できないか」と検索を掛けてみると、こんな記事がヒット！
光回線の再転用が可能になっていました！
電話番号変わるなんて聞いてない！光コラボに転用後フレッツ光に戻す裏技はある？
２０１９年の７月から再度の事業者変更が可能になったとの記事です。携帯電話は番号ポータビリティ―制度が確立されているのに、固定電話はダメなんておかしいと常々思っていましたが、すでに固定電話の番号ポータビリティ―制度が始まっていました。
早速メールで「これ以上無駄な時間を使いたくないので、【事業者変更承諾番号】の申請をお願いします」と送信したら、２～３日ですんなりと発行してくれました。
番号をメモって、ＮＴＴ東日本へすぐさま電話。変更は１週間後の１０月１５日との事で、「それまでにプロバイダーの契約をして下さい」との事でした。
今回はプロバイダーの選定を、回線スピード重視で「Ｓｏ－ｎｅｔ」さんに決定。
２～３日で書類が送られてきました。
事業者の変更日前だけど
Ｓｏ－ｎｅｔさんから送付されてきた書類には、接続設定用のＩＤ、パスワードが記載されていたので、フレッツ光の開通日前だけど、実際ＮＴＴの回線は通っているので大丈夫だろうと思い、ひかり電話ルーターの接続設定を切り替えてみる事に。
今日は台風１９号のおかげで教室は閑古鳥。時間もあるのでＳｏ－ｎｅｔに接続を変えてみることにした。
まずは変える前に、現状の「光ギガ」での回線速度は、こんな感じ。
ブラウザーを立ち上げて、http://ntt.setup/へとアクセスし、Ｓｏ－ｎｅｔの接続設定に変更。
変更後、開通日前でしたが、回線は実在しているので、ちゃんとＳｏ－ｎｅｔで接続できました。
肝心のスピードは…
「光ギガ」の１０倍以上のスピードです。
回線が完全に切り替わって、現在の回線速度は
切り替えは、２年・３年縛りの更新時期に行えればベスト
当教室では、インターネット回線の遅さが致命的だったので、決断後すぐに再転用の手続きを行いました。同じ光回線でもプロバイダーの違いでここまで速度が違う事に驚きを隠せません。現在ではストレスなく動画・ダウンロードが出来るようになりました。
みなさんも、同じように光コラボでの回線スピードの遅さ等を感じている方は、更新時期を狙って光回線の再転用をおすすめします。
当教室では、そういったご相談もお受けしております。